Packaged Facts (パッケージドファクツ) は食料・飲料・一般消費財・人口構成の領域で主導的な出版社として活動してきました。同社は、最初は広告代理店・PR会社向けの市場調査データを収集していましが、顧客ベースは徐々に広がり、単なる市場データのみならず、新製品開発や既存製品のマーケティングのために競合分析や市場予測をも求める消費財部門の主要企業も含まれるようになりました。1980年代までに、Procter & Gamble、H. J. Heinz、PepsiCoなどといった消費財企業のマーケティング担当役員が、カスタムの消費者調査を同社に委託するようになりました。増大する需要に対応して、Packaged Facts社は調査範囲を拡張して、主要市場もニッチ市場も含めた全般的な消費財市場をカバーするようになり、また最新のフォーマットに沿って特定産業の重点的な分析を出版するようになりました。同社は米国の消費財市場調査の主導的な出版社であり続けます。