2025年国内デジタルエンジニアリングにおけるIOWNおよび非地上通信（NTN）活用動向

出版日: 2025年01月10日
発行: IDC
ページ情報: 和文 16 Pages
納期: 即納可能

価格

全表示
概要

概要

サンプル依頼リストに入れる

本調査レポートは、国内のIOWN（Innovative Optical and Wireless Network）とNTN（Non-Terrestrial Network：非地上系ネットワーク）の状況について、通信事業者の取り組み概要とユースケースを中心についてまとめたものである。特に産業領域のユースケースに重点を置いている。IOWNがターゲットとする主なユースケースは、データセンター間接続、エンジニアリングチェーンにおけるデータ共有、遠隔操縦、モビリティ社会とスマートシティの実現などである。NTNのユースケースは、不感地帯での通信と、災害対策／BCP（Business Continuity Planning）などである。IDC Japan、Software & Servicesのリサーチマネージャーである小野陽子は「通信技術の研究開発では性能、すなわち付加価値を高めることに重点を置きがちであるが、それと同程度またはそれ以上に技術をより安価に利用できるようにすることにもエネルギーを注ぐべきである。産業領域での通信技術の採用やアーキテクチャの選択は性能以上にコストに左右される。また、コストは、企業の競争優位性や技術の普及スピードにも大きく影響する」と述べている。

Table of Contents：目次

Executive Snapshot

市場開拓と市場動向

IOWN
- IOWNの主な動向
- 普及は中長期、デジタルツインやAIと関連
- 光電融合は時代のニーズに応える技術であるがまだR&D途上
- IOWNの主要ユースケース
  - データセンター間接続
  - エンジニアリングチェーンにおけるデータ共有
  - 遠隔操縦／制御
  - モビリティ社会とスマートシティの実現
NTN
- 宇宙／上空開発の一環としてのNTN
- NTNのユースケース
主要事業者の動向
- NTTコミュニケーションズ
  - IOWN関連の取り組み
  - ユースケース開拓
- NTTデータ
  - IOWNへの取り組み
  - ユースケース開拓
- NTT東日本
  - IOWNへの取り組み
  - ユースケース開拓
- KDDI
  - Starlinkへの取り組み
  - ユースケース開拓
Space Compass