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市場調査レポート
商品コード
1856787
世界の通信事業者市場トラッカー (2025年第2四半期):通信事業者収益は4.6%増加するも、設備投資の抑制は収益性重視への姿勢を示すGlobal Telco Market Tracker, 2Q25: Capex Pullback Persists even as Revenues Surge 4.6% - Telco Revenues Surge 4.6% in 2Q25, Capex Restraint Signals Focus on Profitability |
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価格
| 世界の通信事業者市場トラッカー (2025年第2四半期):通信事業者収益は4.6%増加するも、設備投資の抑制は収益性重視への姿勢を示す |
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出版日: 2025年10月27日
発行: MTN Consulting, LLC
ページ情報: 英文
納期: 即納可能
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概要
本レポートは、世界の通信ネットワーク事業者業界について詳細に分析したものであり、2011年第1四半期から2025年第2四半期までの期間にわたる140社の通信事業者の業績データを収録しています。特に最新四半期である2025年第2四半期の動向に焦点を当て、収益、人件費、設備投資、OPEX、収益性などの主要指標を収録しています。
ビジュアル

主な調査結果
- 2025年第2四半期の世界の通信事業者収益は前年比+4.6%増の4,568億ドルに達しました。主要市場での幅広い回復が背景にあります。年間換算ベースでは、収益は前年比+1.7%増の1兆8,000億ドルとなりました。
- 2025年第2四半期における設備投資 (CAPEX) は前年比で2.1%減少し、675億ドルとなりました。年間換算ベースでは2.6%減の2,929億ドルに落ち込み、これは2011年以来最も低い12か月間の総額であり、資本集約度としても2013年以来の最低水準となりました。通信事業者による技術投資は、設備投資から運営費 (OPEX) として計上されることの多いソフトウェアやサービス分野へと緩やかに移行しつつあるものの、全体として通信各社は依然として厳格なコスト管理を続けています。
- 人件費は年率換算で2025年第2四半期に前年同期比1.3%減の2,581億米ドルとなり、業界全体の従業員数は436万人に減少しました。年率換算した2025年第2四半期のOPEX (D&Aを除く) に占める人件費の割合は21.7%で、2024年第2四半期の22.2%からやや低下しました。
- 直近の年間換算期間では、収益性の指標が前年からわずかに改善し、EBITDAマージンは33.8%となりました。これは、コスト圧力が続く中でも事業運営の効率が安定していることを示しています。また、EBITマージンもわずかに上昇し、2024年第2四半期の14.9%から、2025年6月期 (直近12カ月) には15.5%へと伸びました。
- 地域別では、25年第2四半期、アジアが世界の通信事業収益全体の36.8%を占め、36.3%の南北アメリカをわずかに上回り首位を維持しました。一方、設備投資の面では南北アメリカ地域が他のすべての地域を上回り、AT&TとVerizonによるネットワーク投資の拡大がその支出を押し上げました。
通信事業者
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地域カバー
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