市場調査レポート
商品コード
1607590
2024年 国内マルチクラウド接続サービス市場動向分析 |
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2024年 国内マルチクラウド接続サービス市場動向分析 |
出版日: 2024年12月03日
発行: IDC
ページ情報: 和文 15 Pages
納期: 即納可能
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本調査レポートは、国内マルチクラウド接続サービス市場に関して、2024年11月までの概況や動向についての定性的な分析を提供する。執筆に当たっては、通信事業者やデータセンター事業者を始めとする合計9社のサービスプロバイダーに取材し、取り組みを分析した。国内マルチクラウド接続サービス市場は、企業におけるクラウドファースト戦略の実行や地方公共団体における業務のガバメントクラウド移行を追い風に、需要が拡大している。サービスプロバイダーではメガクラウドを始めとする主要クラウドサービスへの接続性の整備が一巡し、ローカル需要を獲得するためのサービス基盤を配備した拠点の拡大や、AI(Artificial Intelligence:人工知能)ワークロード需要のための接続パートナーの拡大へと競争軸がシフトしつつある。「企業ユーザーがオンプレミスに配備しているITシステムのクラウドリフトや、地方公共団体業務のガバメントクラウド移行がクラウド接続サービスの継続的な需要を生み、国内市場は成長期にある。今後、さらなる成長機会の獲得に向けて、通信事業者やデータセンター事業者を始めとするサービスプロバイダーは、AIワークロードの実行環境の構築需要やSASE(Secure Access Service Edge)製品を用いたゼロトラストネットワークの構築需要を取り込むことが重要となる」とIDC Japan、Infrastructure & Devicesのシニアリサーチアナリストである水上 貴博は述べている。