エンタープライズファイルの同期・共有：市場シェア分析、産業動向と統計、成長予測（2024年～2029年）

エンタープライズファイルの同期・共有（EFSS）市場規模は、2024年に122億4,000万米ドルと推定・予測され、2029年には364億2,000万米ドルに達し、予測期間中（2024-2029年）のCAGRは24.38%で成長すると予測されます。

エンタープライズファイルの同期・共有は、組織が文書、写真、ビデオ、ファイルを安全に同期・共有できるようにするソフトウェアサービスです。

主なハイライト

• 企業は、従業員が消費者ベースのファイル共有アプリケーションやソフトウェアを使用せずにデータの保存、アクセス、管理を行えるようにするため、これらの技術を採用しています。例えば、企業のワークステーションでは、Windows、Mac OS、Linux OSが主に使用されています。これとは対照的に、従業員が使用するタブレットやスマートフォンなどのモバイル・デバイスは、AndroidやiOSが主流となっています。これらのプラットフォームをサポートするソリューションを構築することは、組織・機関にとって大きな課題となります。そのため、EFSSソリューションを提供する複数の企業が市場に出現することになった。
• 企業は、コンテンツ管理、コラボレーション、安全なファイル共有を改善するためにEFSSを使用し、ライブコメント、ドキュメントのバージョン追跡、ワークフロープロセス管理などの機能を利用して、ユーザーがファイルを保存、編集、レビュー、共有できるようにします。
• また、監査において請求書や注文書に関連する文書を追跡・トレースするオプションも提供しています。EFSSを利用する大企業は、特定のコンテンツにアクセスするための組織のアクセシビリティを管理するアクセスポリシーを追加する柔軟性を必要とします。これらの製品には、企業データを保護するための認証、データ暗号化、コンテナ化、追跡機能などのセキュリティ機能が含まれています。企業は、これらのソリューションによってリアルタイムのコラボレーションやアイデアの共有が可能になるため、従業員がコラボレーションに費やす時間を節約し、社内の作業効率を向上させようとしています。
• BYODポリシーの採用増加が市場を牽引しています。モバイルとデジタルワークプレイスの動向の高まりが、市場の成長を後押ししています。ファイル共有・同期ツールは、BYODポリシーに後押しされ、ますますモバイル化が進む情報労働者にとって、生産性を高めるための不可欠なリソースとなっています。
• コンテンツと情報のセキュリティに対する要求が高まる中、企業はクラウドよりも高度なソリューションを求めています。クラウドセキュリティの弱点には、盗難、アプリケーション・プロバイダに対する巧妙な攻撃、アプリケーションとの間で移動するデータを監視できないことなどがあります。これらを克服するために、企業は新しいソリューションを立ち上げています。
• しかし、企業はまた、妥協のないデータ・セキュリティと作業品質を確保するため、一般的なハイブリッド・ワーク・モデル用にハードウェアを分散させることを奨励しています。このような対策はEFSS市場を脅かす可能性があり、BYODのようなコンセプトによる先行成長を制限します。企業はリモートワークのために、自社専用のデバイスでEFSSソリューションを使い続けています。
• さらに、COVID-19の世界の流行は、従業員の在宅勤務の実現可能性から、特にITおよび通信セクターの間で、企業ファイルの同期と共有の需要を増大させると予想されました。このため、より安全な企業向けファイル・アクセス、同期、共有ソリューションの需要が大幅に増加しました。WFHの猛攻撃の結果、企業は販売を強化し、顧客組織の円滑でミッションクリティカルなパフォーマンスを確保するために、複数のアクセスポイントと新時代の機能を提供しています。

エンタープライズファイルの同期・共有市場の動向

BFSIセグメントが大きな市場シェアを占める見込み

• 資本集約的な金融機関は一般的に複数のビジネスラインを持ち、そのためテクノロジー・ソリューションや機能がいくつもバラバラになっています。このため、組織全体で統一されたアプリケーションに対する需要が生じています。
• ほとんどのBFSI企業は、EFSSに投資して、データ漏洩を最小限に防ぐためのリスク評価と事業見通しにおけるリスク軽減のためのミッションクリティカルなバンキング・ソリューションを開発しています。クラウドコンテンツ管理、データ管理、セキュリティ管理、ファイアウォール外でファイルを共有するための未承認ソリューションの利用が、銀行・保険セクターの間で展開の主要なEFSS機能となっています。銀行機関は多額の投資を行っています。
• さらに、データ漏洩や個人情報盗難の増加により、特に銀行部門では、企業が積極的なファイル管理を選択することが非常に重要になっています。
• BFSI部門は、暴露された機密記録の大半を占めています。moneycontrol.comによると、2022年8月、インド財務省の国務大臣は、インドでカード情報漏えいやその他の業務上および非業務上のデータ盗難を含む248件のデータ漏えいを政府が記録したと言及しました。このような数字は、銀行セクターにおける厳格で堅牢なクラウドアクセスとリモートファイル管理ソフトウェアの必要性を示唆しています。
• そのため、この市場は注目を集めています。多くの銀行が、既存のITアーキテクチャと互換性のある高度なファイル共有・同期サービスをホストしており、データ漏えいの監視、防止、解決など、あらゆるアクセス・デバイスにわたってデータを保護する機能を備えています。
• 5,600人以上の社員と48,000人以上の顧客を持つ、著名な民間保険ブローカー会社の1つであるLockton社（米国保険会社）は、専門家へのユニークなファイル共有アクセスを提供しました。Lockton社は、DropBoxのソリューションであるShareFileを、顧客との簡単で安全なファイル共有を可能にしながら、モビリティ要件に対応する単一のソリューションとして使用しました。

北米が大きなシェアを占める見込み

• この地域は、米国やカナダといった国々が存在するため、マネージドサービス、プロフェッショナルサービス、クラウド、IT・通信、小売の各分野で大きな市場を形成しています。米国はIT・通信とそれを支える分野で大きなシェアを占めており、予測期間中にさらに拡大する可能性があります。BYODやスマートデバイスの世界の普及が、EFSSの市場成長を大きく後押ししています。米国はスマートデバイスの販売で大きなシェアを占めています。
• 非中核機能のアウトソーシングを選択する企業が増えているため、マネージドサービスに対するこの地域の需要もEFSSの促進要因となっています。同地域にはマネージド・サービス分野の大手ベンダーも進出しており、こうしたベンダーはその能力を高めるためにさらに成長しています。
• Microsoft、Dropbox、Citrix、Google、VMwareなどのEFSSベンダーは米国に集中しています。こうした背景から、この地域が需要を牽引しています。また、北米は中小企業の発展率が高いため、顕著な収益が期待されています。同地域の中小企業は、従来のEFSSにモバイルやクラウドなどの最新技術を統合する傾向を強めており、コスト面でのメリットをもたらしています。
• 世界およびローカルな顧客に対応する企業の増加により、データプライバシーに対する懸念が高まっています。この地域の政府は、市民のデータプライバシーを規制するために一定の措置を講じています。例えば、カリフォルニア州消費者プライバシー法（CCPA）が2020年1月に施行され、カリフォルニア州住民のデータを収集・処理する事業者、またはカリフォルニア州で事業を行う事業者に適用されました。CCPAは、個人情報の開示や個人データの請求など、GDPRと同様の権利を消費者にも付与しています。
• また、カナダの法律である個人情報保護・電子文書法（PIPEDA）は、データプライバシーを施行し、民間組織が事業において個人情報を収集、使用、開示する方法を規定しています。このような進展と地域的な需要の増加により、多くのベンダーは、ファイルやデータのシームレスな管理をターゲットに、データ漏洩を回避するためにさらに厳格な対策を必要とする地域事業や国境を越えた事業に焦点を当てています。

エンタープライズファイルの同期・共有業界の概要

エンタープライズファイルの同期・共有市場は、非常に細分化され、激しい競争が繰り広げられています。企業は、新製品発売、パートナーシップ、事業拡大などの戦略を用いて、この市場での足跡を増やしています。企業は相互利益のためにリソースを共有しています。顧客企業は、サービス・プロバイダーが提供するソリューションを活用し、主要機能を強化しています。

その他の特典：

• エクセル形式の市場予測（ME）シート
• 3ヶ月間のアナリストサポート

目次

第1章 イントロダクション

• 調査の前提条件と市場定義
• 調査範囲

第2章 調査手法

第3章 エグゼクティブサマリー

第4章 市場力学

• 市場概要
• 業界の魅力度-ポーターのファイブフォース分析
  • 供給企業の交渉力
  • 消費者の交渉力
  • 新規参入業者の脅威
  • 代替品の脅威
  • 競争企業間の敵対関係
• 産業バリューチェーン分析

第5章 市場力学

• 市場促進要因
  • さまざまな業界におけるBYOD導入の増加
• 市場抑制要因
  • スマートフォンとノートPCの普及拡大
  • データ・プライバシーの課題

第6章 企業向けファイル同期・共有市場へのCOVID-19の影響

第7章 市場セグメンテーション

• サービス
  • マネージド・サービス
  • プロフェッショナル・サービス
• 企業規模
  • 中小企業
  • 大企業
• 導入タイプ
  • オンプレミス
  • クラウド
• エンドユーザー業界別
  • IT・通信
  • 銀行、金融サービス、保険
  • 小売業
  • 製造業
  • 教育
  • 政府機関
  • その他エンドユーザー業界別
• 地域
  • 北米
  • 欧州
  • アジア太平洋
  • ラテンアメリカ
  • 中東・アフリカ

第8章 競合情勢

• 企業プロファイル
  • Box, Inc.
  • Citrix Systems, Inc.
  • Dropbox Inc.
  • Microsoft Corporation（Microsoft OneDrive）
  • Google, Inc.（Alphabet Inc.）
  • IBM Corporation
  • BlackBerry Limited
  • VMware Inc.（Dell Technologies）
  • Thru Inc.
  • SugarSync Inc.
  • Qnext Corp.
  • Acronis Inc.
  • CTERA Networks Inc.

第9章 投資分析

第10章 市場の将来

The Enterprise File Synchronization And Sharing Market size is estimated at USD 12.24 billion in 2024, and is expected to reach USD 36.42 billion by 2029, growing at a CAGR of 24.38% during the forecast period (2024-2029).

Enterprise file synchronization and sharing (EFSS) is a software service that enables organizations to synchronize and share documents, photos, videos, and files securely.

Key Highlights

• Organizations adopt these technologies to help employees avoid using consumer-based file-sharing applications and software to store, access, and manage to ensure data security. For instance, an enterprise workstation dominantly uses Windows, Mac OS, and Linux OS. In contrast, their employees use mobile devices, such as tablets and smartphones, use Android and iOS as the dominant operating systems. It creates a considerable challenge for an organization/institution to create a solution supporting these platforms. This led to the emergence of multiple players in the market that offer EFSS solutions.
• Businesses use EFSS to improve content management, collaboration, and secure file sharing and include features such as live commenting, document version tracking, and workflow process management to help users store, edit, review, and share files.
• It also offers the option to track and trace the document related to any invoice or order in auditing. Large enterprises that utilize EFSS require the flexibility to add access policies that govern the organization's accessibility to access specific content. These products include security capabilities, such as authentication, data encryption, containerization, and tracking features to protect enterprise data. Enterprises have been trying to improve their internal work efficiency by saving their employees time consumed in collaboration, as these solutions enable real-time collaboration and sharing of ideas.
• The increasing adoption of the BYOD policy is driving the market. The growing mobile and digital workplace trends have positively driven the market's growth. File sharing and synchronization tools have become an essential productivity-enabling resource for increasingly mobile information workers, driven by the BYOD policy.
• With the increasing demand for content and information security, enterprises are looking for more advanced solutions than the cloud. Weaknesses in cloud security include theft, sophisticated attacks against the application provider, and the inability to monitor data moving to and from applications. To overcome these, enterprises are launching new solutions.
• However, the organizations also encourage distributing their hardware for the prevalent hybrid work models to ensure uncompromised data security and work quality. Such measures potentially threaten the EFSS market, limiting the precedented growth with concepts like BYOD. The companies continue to use EFSS solutions on their proprietary devices for remote working.
• Further, the COVID-19 pandemic worldwide was anticipated to augment the demand for enterprise file synchronization and sharing, especially among the IT and telecom sectors, due to the feasibility of employees' working from home. This significantly drove the demand for safer enterprise file access, synchronization, and sharing solutions. As a result of the WFH onslaught, companies witnessed stepped-up sales, providing multiple access points and new-age features to ensure smooth and mission-critical performance in client organizations.

Enterprise File Synchronization And Sharing Market Trends

BFSI Segment Is Expected To Account For Significant Market Share

• Capital-intensive financial institutions generally have multiple business lines, leading to several disconnected technology solutions and functions. This has created a demand for unified applications within the overall organization.
• Most BFSI players invest in EFSS to develop mission-critical banking solutions for risk assessment and mitigation in the business prospects preventing the least data breaches. Cloud content management, data, and security management, and using unsanctioned solutions to share files outside the firewall have become primary EFSS functions for deployment among the banking and insurance sectors. Banking institutions have made significant investments.
• Further, the increasing data breaches and incidences of identity thefts make it immensely important for companies to opt for active file management, especially in the banking sector.
• The BFSI sector accounted for the majority of exposed sensitive records. According to moneycontrol.com, in August 2022, the Indian Minister of State in the Ministry of Finance mentioned that the government recorded 248 successful data breaches, comprising card data breaches and other business and non-business data thefts in India. Such figures suggest the need for stringent and robust cloud access and remote file management software in the banking sector.
• Thus, the market studied has been gaining traction. Many banks have been hosting advanced file sharing and synchronization services, which are compatible with their existing IT architecture and capabilities to protect data across all accessing devices, including monitoring, preventing, and resolving any instances of data leakage.
• Lockton (US Insurance Firm), one of the prominent, privately-owned insurance brokerage firms with over 5,600 associates and over 48,000 clients, provided unique file-sharing access to experts. Lockton used ShareFile, a DropBox solution, as a single solution to address mobility requirements while allowing easy and secure file sharing with its clients.

North America is Expected to Hold Major Share

• The region is home to significant markets for managed services, professional services, cloud, IT and telecom, and retail due to the presence of countries such as the United States and Canada. The United States holds a significant share in IT and telecom and its supporting sectors, which may grow even further over the forecast period. The penetration of BYOD and smart device worldwide is significantly driving the market growth for EFSS. The United States holds a prominent share in smart device sales.
• The region's demand for managed services is another driving factor for EFSS, as more and more enterprises opt for outsourcing non-core functionalities. The region is also home to significant vendors in managed services space, and such vendors are growing even further to increase their capabilities.
• EFSS vendors, such as Microsoft, Dropbox, Citrix, Google, VMware, etc., are concentrated in the United States. Because of such scenarios, the region is driving the demand. Also, North America is expected to attain prominent revenue generation due to the high development rate of small and medium businesses. SMEs in the region are increasingly integrating modern technologies, such as mobile and cloud, within conventional EFSS, offering cost benefits.
• The growing number of enterprises catering to global and local clientele increases data privacy concerns. Governments in the region are taking certain steps to regulate citizens' data privacy. For instance, the California Consumer Privacy Act (CCPA) came into effect in January 2020, which applied to a business that collects and processes California residents' data or does business in California. The CCPA also grants rights to consumers similar to the GDPR, including disclosing personal information and requests for personal data.
• Also, the Canadian law Personal Information Protection and Electronic Documents Act (PIPEDA) enforces data privacy and governs how private sector organizations collect, use, and disclose personal information in their businesses. Due to such developments and increasing regional demand, many vendors focus on their regional operations and cross-border operations, which further need even more strict measures to avoid data breaches, targeting seamless management of files and data.

Enterprise File Synchronization And Sharing Industry Overview

The enterprise file synchronization and sharing market are highly fragmented and intensely competitive. Players use strategies such as new product launches, partnerships, expansions, and others to increase their footprints in this market. The players share resources for mutual benefits. The client companies leverage the solutions the service providers offer to bolster some major functionalities.

In June 2022, Elastic launched Elastic Security for Cloud to automatically identify threats like runtime and deployment risks. The launch also allowed analysts to enforce cloud security with Kubernetes security posture management (KSPM), with security benchmarks like Center for Internet Security (CIS) controls. The EFSS market was expected to evolve as more organizations focus on digital transformation, enhancing internal productivity through adopting new technology and eliminating paper processes.

In May 2022, Citrix Systems Inc partnered with Microsoft Corporation to combine its high-0definition user experience (HDX) technology, ecosystem flexibility, and IT policy control with Windows 365, a major Cloud PC that offers IT administrators Citrix user licensing and employees. This also allowed them the switch through Microsoft Endpoint Manager and windows365.microsoft.com.

Additional Benefits:

• The market estimate (ME) sheet in Excel format
• 3 months of analyst support

TABLE OF CONTENTS

1 INTRODUCTION

• 1.1 Study Assumptions and Market Definition
• 1.2 Scope of the Study

2 RESEARCH METHODOLOGY

3 EXECUTIVE SUMMARY

4 MARKET DYNAMICS

• 4.1 Market Overview
• 4.2 Industry Attractiveness - Porter's Five Forces Analysis
  • 4.2.1 Bargaining Power of Suppliers
  • 4.2.2 Bargaining Power of Consumers
  • 4.2.3 Threat of New Entrants
  • 4.2.4 Threat of Substitutes
  • 4.2.5 Intensity of Competitive Rivalry
• 4.3 Industry Value Chain Analysis

5 MARKET DYNAMICS

• 5.1 Market Drivers
  • 5.1.1 Increasing Adoption of BYOD across Various Industries
• 5.2 Market Restraints
  • 5.2.1 Growing Penetration of Smartphones and Laptops
  • 5.2.2 Data Privacy Challenges

6 IMPACT OF COVID-19 ON THE ENTERPRISE FILE SYNCHRONIZATION AND SHARING MARKET

7 MARKET SEGMENTATION

• 7.1 Service
  • 7.1.1 Managed Service
  • 7.1.2 Professional Service
• 7.2 Size of Enterprise
  • 7.2.1 Small and Medium Enterprises
  • 7.2.2 Large Enterprises
• 7.3 Deployment Type
  • 7.3.1 On-premise
  • 7.3.2 Cloud
• 7.4 End-user Vertical
  • 7.4.1 IT & Telecom
  • 7.4.2 Banking, Financial Services and Insurance
  • 7.4.3 Retail
  • 7.4.4 Manufacturing
  • 7.4.5 Education
  • 7.4.6 Government
  • 7.4.7 Other End-user Verticals
• 7.5 Geography
  • 7.5.1 North America
  • 7.5.2 Europe
  • 7.5.3 Asia-Pacific
  • 7.5.4 Latin America
  • 7.5.5 Middle East and Africa

8 COMPETITIVE LANDSCAPE

• 8.1 Company Profiles
  • 8.1.1 Box, Inc.
  • 8.1.2 Citrix Systems, Inc.
  • 8.1.3 Dropbox Inc.
  • 8.1.4 Microsoft Corporation (Microsoft OneDrive)
  • 8.1.5 Google, Inc. (Alphabet Inc.)
  • 8.1.6 IBM Corporation
  • 8.1.7 BlackBerry Limited
  • 8.1.8 VMware Inc. (Dell Technologies)
  • 8.1.9 Thru Inc.
  • 8.1.10 SugarSync Inc.
  • 8.1.11 Qnext Corp.
  • 8.1.12 Acronis Inc.
  • 8.1.13 CTERA Networks Inc.

9 INVESTMENT ANALYSIS

10 FUTURE OF THE MARKET