脱炭素経営のための企業・自治体向け技術トレンド2024-2025

本書の概要

2023年にUAEドバイで開催されたCOP28では、世界各国が、気温上昇を1.5℃に抑えるという目標の実現に向けて、2030年までに「再生可能エネルギー（以下、再エネ）を3倍へ、エネルギー効率を2倍へ」すること、すなわち「化石燃料からの脱却」に合意した。世界はこの新しい流れの中で、脱炭素への取り組みを開始している。

日本においても、企業や自治体は再エネやEV、蓄電池、水素エネルギーなどを活用した脱炭素システムの実現が喫緊の課題となってきた。

『脱炭素経営のための企業・自治体向け技術トレンド2024-2025［押さえておくべきVPP、マイクログリッド］』では、脱炭素実現のために押さえておくべき技術や事例をレポートしている。

特に企業や自治体における脱炭素システムをどう構築するか、再エネを有効活用するために昨今急速に進展しているVPP（仮想発電所）やマイクログリッドについて、脱炭素経営の視点から実践的にまとめている。

本書を読んで、ぜひ脱炭素実現のためのヒントとして活用していただきたい。

本書のポイント

• 脱炭素実現のための具体策・ヒントがわかる！
• 脱炭素システム構築のための導入技術の内容をマスターできる

目次

第1章　脱炭素に向けた世界と日本の動向

• 化石燃料からの脱却！ 2050年カーボンニュートラルに向けた日本のGX推進

第2章　CO2排出ゼロを目指す「脱炭素システム」とその事例

• 新たなVPP対応機器やインフラ・ビジネスの登場と「脱炭素先行地域」の事例

第3章　脱炭素システムを構築するためのプラットフォームとゲートウェイ、関連機器

第4章　ビジネス期を迎えたVPPの進化とERABビジネスへの展開

• 実現可能な具体的なサービス事例

第5章 脱炭素システムを構築するためのマイクログリッド／BCP