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市場調査レポート
商品コード
1673119
国内サイバーセキュリティソリューション市場シェア、2024年上半期:SASEおよびセキュリティ分析 |
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国内サイバーセキュリティソリューション市場シェア、2024年上半期:SASEおよびセキュリティ分析 |
出版日: 2025年03月04日
発行: IDC
ページ情報: 和文 25 Pages
納期: 即納可能
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本調査レポートは、国内サイバーセキュリティソリューション市場として、ネットワークセキュリティソフトウェア製品市場に含まれるSASE(Secure Access Service Edge)に関連する市場とセキュリティ分析市場の2つの市場を取り上げ、合算およびそれぞれの2023年および2024年上半期のベンダーシェアを提供している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大期に起こった、クラウドシフトのさらなる加速とハイブリッドワークの定着といったIT環境の変化に対して、それに合わせたセキュリティの強化が求められた。特にハイブリッドワークの増加に伴うエンドポイントのアタックサーフェスの増加はセキュリティリスクを増大させることになり、被害企業は今なお増加し続けている。セキュリティリスクを低減するため、ASM(Attack Surface Management)やCTEM(Continuous Threat Exposure Management)、脆弱性管理製品を導入し、脅威リスクおよび資産のリスクの可視化を徹底する傾向が大企業を中心に見られる。企業は脅威とリスクを可視化し、侵入を許した際にもただちに調査しアクションを取れるようにし、サイバーレジリエンシーを向上させる取り組みを進めている。こうした対策の実現には脅威の可視化のためのツールとしてエンドポイントをセンサーとするEDR(Endpoint Detection and Response)やXDR(Extended Detection and Response)製品、リスクの可視化と管理のための脆弱性管理やASMやCTEMなどのエクスポージャー管理製品が必要となる。これらが含まれるセキュリティ分析市場は、より高度なセキュリティ対策として大企業や重要インフラ関連企業などで需要が高まっている。「資産、脅威、リスクの可視化はサイバー攻撃から企業を守るための重要な要素の一つであり、大企業だけでなくすべての企業や組織において最優先で取り組むべき対策である」と、IDC Japan、Infrastructure & Devicesのリサーチマネージャーである赤間 健一は述べている。