概要
本調査レポートは、企業のリモートワークの状況と、WAN(Wide Area Network)、インターネット接続およびクラウド型セキュリティの利用実態を、IDCが実施したネットワーク管理者に対するWebアンケート調査とITベンダーへの取材の結果を基に分析する。特に、SMB(Small and Medium-sized Business:中堅中小企業)における実態を従業員規模の観点から深掘りしている。WANでは、企業ユーザーの閉域網サービスへの信頼は依然として厚く、継続的な利用意向がうかがえる。利用するインターネット回線では、10Gbpsサービスと、1Gbps~10Gbpsの間に位置する中間帯域のサービスが存在感を示している。クラウド型セキュリティでは導入に進展が見られるが、SMBでのさらなる採用には、IT担当者の負担を低減するサプライヤー側の取り組みと、マーケティングにおけるその取り組みの訴求が重要とみている。「従業員のオフィス回帰が進んだ一方、従来よりも少ない頻度ながらリモートワークを行う従業員も存在する。働く場所は分散したままであり、IT担当者にとって従業員のサポートは依然として困難である。通信事業者やネットワークサービスプロバイダーは、自社サービスが提供する、リモートワークユーザーのエクスペリエンスの最適化を実現する管理ツールを、優先的に訴求すべきである。また、クラウド型セキュリティでは、導入後のライフサイクルに渡る負担低減の仕組みを示すことで、サービスを継続利用するビジョンをSMBが持てるようにすべきである」とIDC Japan、Infrastructure & Devicesのシニアリサーチアナリストである水上 貴博は述べている。
Table of Contents:目次
Executive Snapshot
市場開拓と市場動向
- はじめに
- リモートワークの実施状況と課題
- WANの利用実態
- 閉域網の選定理由
- SD-WANの導入状況
- インターネット接続の実態
- 拠点からインターネットへの接続経路
- 拠点で用いるインターネット回線の速度
- クラウド型セキュリティの利用
- クラウド型セキュリティの認知状況
- クラウド型セキュリティの導入状況
- クラウド型セキュリティの導入拡大に向けたアプローチの考察
ITサプライヤーへの提言
参考資料
- 関連調査
- Synopsis
List of Tables (4)
- リモートワークの課題(複数回答:上位5項目)
- WANの選定で重視する点(複数回答:上位5項目)
- SD-WANの選定で重視する点(複数回答:上位5項目)
- インターネット回線の課題(複数回答:上位5項目)
List of Figures (14)
- Executive Snapshot:2024年 国内SMBネットワークサービス市場動向-企業WANとクラウド型セキュリティの利用実態と展望
- 週1回以上のリモートワークを実施する従業員の割合
- 拠点間接続のためのWAN導入状況
- WANに利用する回線種別
- 閉域WANの選定理由
- 現在および3年後について、閉域WAN接続拠点を全体の「50%以上」とする企業の割合
- SD-WANの導入状況
- 拠点からインターネットへの接続経路:現在
- 拠点からインターネットへの接続経路:3年後
- インターネットへの接続帯域
- SWG、ZTNA、CASB、SASEの認知状況
- SWGの導入/導入計画状況
- ZTNAの導入/導入計画状況
- CASBの導入/導入計画状況
2024年 国内SMBネットワークサービス市場動向:企業WANとクラウド型セキュリティの利用実態と展望
- 発行日
- 発行
- IDC
- ページ情報
- 和文 21 Pages
- 納期
- 即納可能