市場調査レポート
商品コード
1432303
2024年 国内IoTセキュリティソリューション市場動向分析 |
2024年 国内IoTセキュリティソリューション市場動向分析 |
出版日: 2024年02月21日
発行: IDC
ページ情報: 和文 21 Pages
納期: 即納可能
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IoT(Internet of Things)セキュリティの分野では「セキュリティバイデザイン」の考え方に基づき,物理的なすり替えや操作の危険性があるIoTデバイスにおいて,セキュアエレメントやTPM(Trusted Platform Module)などを用いて真正性を確保し,設計段階からセキュリティを強化するソリューションが登場している。一方でIoTでは,デバイスのライフサイクルが長く,旧式となったデバイスでも交換の困難さから使い続ける場合があることや,デバイスの性能が限られているためにセキュリティ機能を実行できないなどの課題もある。こうした課題に応えるため,運用の段階で,ネットワーク機器でトラフィックを監視するなどの手法でセキュリティ機能を提供するソリューションも存在する。「費用対効果のバランスから,これまで設計型IoTセキュリティソリューションのユースケースは金融や自動車などに限られていた。国内外のIoTセキュリティに関する規制の拡大によって,IoTセキュリティのための費用は企業にとって,不本意なコストからビジネス拡大のための投資へと性質を変えつつある」とIDC Japan,Infrastructure & Devicesのリサーチマネージャーである山下 頼行は述べている。