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市場調査レポート
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1341309

国内SD-WAN市場予測,2023年~2027年

出版日: | 発行: IDC | ページ情報: 和文 13 Pages | 納期: 即納可能 即納可能とは

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国内SD-WAN市場予測,2023年~2027年
出版日: 2023年08月28日
発行: IDC
ページ情報: 和文 13 Pages
納期: 即納可能 即納可能とは
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概要

本調査レポートは,国内SD-WAN市場に関する2023年~2027年の市場予測と今後の展望を提供する。従業員のオフィス回帰が進み,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大(コロナ禍)で定着したWeb会議を始めとするさまざまなSaaS(Software as a Service)アプリケーションのトラフィックが企業拠点内に持ち込まれたことで,WANの負荷が増大している。さらに,コロナ禍前からのITシステムのクラウドマイグレーションやSaaS移行も相まって,ネットワーク運用の複雑性が高まり,企業のIT部門は,業務システム利用における従業員のデジタル体験をエンドツーエンドで確保することがますます困難になりつつある。SD-WANは,従業員規模を問わず多くの企業にとって,こうした課題に対処するための有力な選択肢となっている。「拠点トラフィックの増大というユーザー企業が認識しやすい課題に,費用対効果を高く対処できるローカルブレイクアウトは,SMB(Small and Medium-sized Business:中堅中小企業)だけでなく大企業でも注目され,短期的にSD-WAN市場の成長を牽引している。今後,SD-WAN市場がさらに成長するためには,大企業を中心とする,デジタルファースト時代に適した企業ネットワークを再構築する需要の獲得が不可欠である。SD-WANベンダーやマネージドサービス事業者は,SD-WAN導入の便益はWANの性能強化に留まらず,ビジネスアジリティの向上とデジタル戦略の実行にまで及ぶことを,先進顧客の成功事例をもって訴求することが重要なアプローチとなる」とIDC Japan,Infrastructure & Devicesのシニアマーケットアナリストである水上 貴博は述べている。

Table of Contents:目次

IDC Market Forecast Figure

エグゼクティブサマリー

ITサプライヤーへの提言

市場予測

  • 国内SD-WANインフラストラクチャ市場
  • 国内SD-WANマネージドサービス市場
  • 国内SD-WANプロフェッショナルサービス市場

市場の変化

  • 促進要因と阻害要因
    • 促進要因
      • リモートワークツール利用の恒常化
      • マルチクラウド化の進展に伴うトラフィック経路の複雑化と運用負担の増大
    • 阻害要因
      • マクロ経済や地政学的な不確実性を背景とする機器調達価格の上昇
      • 高度化するマネージドインターネットVPNやクラウド型仮想WANとの競争激化
  • 市場動向ハイライト
    • SD-WANとクラウド型セキュリティの統合のさらなる拡大
    • AIOpsによる,運用負担を低減しつつエンドツーエンドのデジタル体験向上を図る取り組みの加速
  • 前回予測からの変更

市場定義

  • SD-WAN
    • SD-WANインフラストラクチャ
    • SD-WANマネージドサービス
    • SD-WANプロフェッショナルサービス

調査方法

関連調査

List of Tables (2)

  • 国内SD-WAN市場 ユーザー支出額予測、2021年~2027年
  • 国内SD-WAN市場 前回の支出額予測(2022年9月)との比較、2020年~2027年

List of Figures (2)

  • 国内SD-WAN市場 支出額
  • 国内SD-WAN市場 前回の支出額予測(2022年9月)との比較、2020年~2027年