2023年国内IoTプラットフォームベンダー動向分析

出版日: 2023年08月03日 | 発行: IDC

| ページ情報: 和文 25 Pages | 納期: 即納可能

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概要

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本調査レポートは,国内IoT(Internet of Things)プラットフォームベンダーについての定性的な分析を提供する。数多くのIoTプラットフォームが存在する中,自社のIoTプラットフォームにどのような競争優位性があるかを分析することは,多くの事業者にとってたやすいことではない。こうした状況を踏まえ,各社のIoTプラットフォームを分類し,その特徴と戦略を分析することを本調査の目的とする。IoTプラットフォームベンダーを,提供するIoTプラットフォームの構成要素に着目して大手通信事業者や大手SIer,クラウドサービス事業者や新興企業などに分類した。また,調査に当たってはIoTプラットフォームを提供する代表的な9社に取材し,増加傾向にあるユースケースや,潜在需要の高い産業分野について分析した。「提供するIoTプラットフォームの構成要素と,ソリューションの提供形態や注力領域の違いによって,IoTプラットフォームの提供事業者は5つに分類できる。そのうち,クラウドサービス事業者と,多様な機器への接続性などを強みとする新興企業のIoTプラットフォームの利用率が高まっている。競争の中心となっているのはクラウドサービス事業者であり,それ以外のIoTプラットフォーム提供事業者はクラウドサービス事業者との差異化を基礎に戦略を組み立てるべきである」とIDC Japan,Infrastructure & Devicesのリサーチマネージャーである山下頼行は述べている。

Table of Contents：目次

Executive Snapshot

市場開拓と市場動向

提供するIoTソリューションの構成要素によるIoTプラットフォームの分類
- 包括的なIoTプラットフォームを提供する通信事業者
- 主に「IoTネットワークサービス」を提供する新興企業
- 主に「IoTデータ基盤／クラウド」と「エッジデバイス／ゲートウェイ」を提供する事業者
  - 自社のサービスをIoTソリューションのビルディングブロックとして提供するクラウドサービス事業者
  - ビジネスコンサルティングを含むサービスを提供する大手SIer
  - 多様な機器への接続性や対応の柔軟性を強みとする新興企業
IoTプラットフォームの利用率の変化
成長可能性の高いユースケース
- 画像を活用するユースケース
- 物流分野のユースケース
- IoT衛星通信やGenerative AIなどの新技術を活用するユースケース
今後の展望
主要ベンダー／サービス事業者の動向
- IIJ
  - IIJが提供するIoTソリューションの概要
  - 顧客動向と今後の方向性
- NTTコミュニケーションズ
- ミーク
- 1NCE
- ソラコム
  - モバイル通信サービスの概要と機能追加の動向
  - 利用企業の特徴
  - IoTプラットフォームに組み合わせる技術
  - 今後の方向性
- AWS
- マイクロソフト
- NEC
- MODE
  - 技術的な特徴
  - サポートの取り組み
  - 利用企業の特徴と今後の方向性