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市場調査レポート
商品コード
1210249
血糖値センサー技術に関する特許分析と事業化動向Ⅱ-非侵襲型SMBGの停滞とCGMの発展-【分析レポート・特許分析データベースExcelセット】 |
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血糖値センサー技術に関する特許分析と事業化動向Ⅱ-非侵襲型SMBGの停滞とCGMの発展-【分析レポート・特許分析データベースExcelセット】 |
出版日: 2023年02月03日
発行: CAP International, Inc.
ページ情報: 和文
納期: 即納可能
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現在、糖尿病患者は日本だけで1000万人以上、全世界では4億人以上と言われており、さらにそれをはるかに上回る糖尿病予備軍が存在すると言われています。糖尿病患者は症状にもよりますが、血糖値管理が不可欠であり、患者自身が使用する自己注射キットおよび血糖自己測定器(SMBG)が多数使用されています。このうちSMBGの大部分は感覚の鋭い指先などに針を刺して微量の血液を採取する侵襲型であり、生理的・心理的な負担が大きいのが実情です。
自己注射とSMBGが普及した2000年代には、痛みや出血のない血糖測定を要望する声が急激に高まり、非侵襲血糖値センサの製品化に向けて研究開発が進められてきました。
CAP International社では、2014年に特許レポート「血糖値センサー技術に関する特許分析と事業化動向」を上梓し、非侵襲血糖計について研究開発の経緯、技術系統、参入企業の動向を特許出願の面から分析しました。その結果、非侵襲の測定を行うには多数の方法が提案され、特許化されてきましたが、いずれも決め手を欠き、とりわけ医療グレードの精度を確保することが困難だったことが明らかになりました。
一方、2000年代には、完全に非侵襲ではないものの、痛みや出血がほとんどないパッチ型の持続血糖監視(CGM)が急速に進化して、製品が普及していました。CGMは、痛みや出血などのSMBGの問題点をかなり低減するとともに、常時装着して持続的に自動測定することにより、血糖値を容易にきめ細かく管理できるようになりました。CGMの成功が、非侵襲血糖計の参入を阻んだ障壁の一つだったと言うこともできます。
そこで、CAP International社では、特許調査の範囲を低侵襲にも拡大し、2000年代以降のCGMおよび完全非侵襲の血糖値センサの技術動向を改めて調査することとし、本レポートを上梓することにいたしました。
本レポートでは、厳選したキーワード検索をおこない、すべて査読によって特許文献を分析しています。
本レポートは、本文PDFと、データベース検索で得られた米国特許1505件と日本公開特許727件、 合計2232件の書誌情報を収めたEXCELリストから構成されています。EXCELの検索機能を使って自由に調べられますので、ぜひ、ご活用ください。