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市場調査レポート
商品コード
1766393
ITR Market View:運用管理市場2025 |
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ITR Market View:運用管理市場2025 |
出版日: 2025年07月10日
発行: ITR Corporation
ページ情報: 和文 449 pages
納期: 即日から翌営業日
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本レポートには、運用管理市場の全14分野を対象に、国内52ベンダーへの調査に基づいた2023~2024年度売上げ実績および2029年度までの売上げ予測を掲載しています。
システム運用管理分野
ITサービス管理分野
2024年度のAIOps/運用自動化市場の売上金額は86億4,800万円、前年度比19.8%増の高い伸びとなりました。2025年度も引き続き同18.9%増と高い成長を見込んでいます。近年、システムの大規模化と複雑化により、運用要員の負荷拡大が課題になっています。この課題解決に効果的な製品・サービスとして、AIOps/運用自動化への注目が高まっています。AIOps/運用自動化は、運用の効率化だけではなく、データ分析による意思決定の最適化にも寄与します。特に、AIを活用した異常検知や予知保全の技術は、トラブルの未然防止に効果を発揮するため、今後さらに導入が加速するとみられ、同市場のCAGR(2024~2029年度)は運用管理市場の14分野の中で最も高い20.4%を予測しています。
AIOps/運用自動化市場をパッケージとSaaSの提供形態別に分類すると、SaaS市場の2024年度の売上金額は前年度比28.2%増と急速な成長により約42億円に拡大し、2025年度にはパッケージ市場を上回ると予想されます。パッケージ市場のCAGRは14.6%であるのに対し、SaaS市場は25.5%と非常に高い伸びにより2029年度には130億円に達すると予測しています。
※本調査におけるAIOps/運用自動化は、システム運用プロセス(障害対応、プロビジョニング、構成管理、ソフトウェア配布など)を自動化する製品・サービスを指します。運用手順書を自動実行するRBA(Run Book Automation)、インフラの構成管理を自動化するIaC(Infrastructure as Code)、AI/機械学習を使用して運用の自動化を支援するAIOpsプラットフォームが含まれます。