市場調査レポート
商品コード
1279034
ITR Market View:サイバー・セキュリティ対策市場2023 |
ITR Market View:サイバー・セキュリティ対策市場2023 |
出版日: 2023年05月25日
発行: ITR Corporation
ページ情報: 和文 585 Pages
納期: 即日から翌営業日
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本レポートには、ファイアウォール/UTM、WAF、Webゲートウェイ・セキュリティ、統合メールセキュリティ、マイクロセグメンテーション、SSL可視化など全13分野を対象に、国内56ベンダーへの調査に基づいた2020~2021年度売上げ実績および2026年度までの売上げ予測を掲載しています。
※特に記載のない場合、全て売上金額ベース
DDoS攻撃対策市場の2021年度の売上金額は69億9,000万円、前年度比9.6%増となりました。2022年度は同8.3%増の75億7,000万円を予測しています。
企業サービスの停止、システム障害などDDoS攻撃を原因とする事件は後を絶たず、その目的は金銭搾取や脅迫など悪質化するとともに、新たにDDoS攻撃を踏み台にし た情報搾取事件が発生するなど手法が巧妙化・多様化しています。このような状況から、業種や従業員規模を問わず、DDoS攻撃対策ソリューションの必要性と重要性は高まっています。ITRでは、同市場のCAGR(2021~2026年度)は5.5%、2026年度には91.5億円に達すると予測しています。
ITRのコンサルティング・フェローである藤 俊満は、「国際的な紛争・対立から政府組織を標的としたDDoS攻撃が増加しているだけではなく、金融機関やグローバル企業を標的にした金銭奪取目的のランサムDDoS攻撃も増加しています。しかし、現時点では、DDoS攻撃の対策を行っているWebサービスはまだ一部です。政府や金融機関などの重要システムを対象とする上位のサービスから提供が開始されましたが、最近では簡易で安価なサービスも登場しているため、多くのWebサービスに実装されることが期待されます」とコメントしています。