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市場調査レポート
商品コード
1642260
2025年 国内MDR市場動向:セキュリティ製品のプラットフォーム化とAIのセキュリティサービスへの影響 |
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2025年 国内MDR市場動向:セキュリティ製品のプラットフォーム化とAIのセキュリティサービスへの影響 |
出版日: 2025年01月21日
発行: IDC
ページ情報: 和文 21 Pages
納期: 即納可能
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近年、エンドポイント向けのセキュリティ製品において、攻撃を防御し侵入を防ぐだけでなく、侵入後の対応に焦点を合わせたEDR(Endpoint Detection and Response)などの製品が大手企業を中心に普及している。一方で、こうした製品から大量に発生する警報やログを分析し、必要性を見極めて適切な対応を行うことは、セキュリティ人材が不足する多くの企業にとって容易ではない。こうしたことから、監視/対応を行うSOC(Security Operation Center)のアウトソーシングへの需要が高まっており、SOCによる運用サービスとEDRを併せて提供するMDR(Managed Detection and Response)の普及が進みつつある。こうした中で、セキュリティ製品ベンダーが自社でSOCを運営し、運用サービスを提供する動きが広がっている。一方で、そうしたサービスはこれまで、SIer(Systems Integrator)や通信事業者などのMSSP(Managed Security Service Provider)が担うことが多かった。セキュリティ製品ベンダーとMSSPの間で激しくなりつつある競争の状況や、その中でAI(Artificial Intelligence:人工知能)を用いた自動化が果たす役割について分析する。「エンドポイント、ネットワーク、クラウドセキュリティ、ID管理など、多岐に渡るセキュリティの領域をすべて網羅しているプラットフォームは少ない。また、SOCとNOC(Network Operation Center)の連携による、セキュリティとネットワークの一体的な運用や、オフィスソフトウェアやID管理製品を含む包括的な導入支援はMSSPの製品ベンダーに対する差異化要素となる。MSSPはこうした点に着目して自社の戦略を構築すべきである」とIDC Japan、Infrastructure & Devicesのリサーチマネージャーである山下 頼行は述べている。