|
モバイル事業者にとって企業向け市場は、今後重要な収入源になると見られています。しかし、屋内でのサービスは、モバイルサービスにとって大きな弱点でもあります。また、経済性に優れたWLAN技術やデュアルモードサービスも、大きな脅威となっています。こうしたなか、モバイル事業者が企業向け市場で巻き返すための切り札として注目しているのが屋内ベースステーションです。
当報告書では、さまざまなシナリオに基づいて屋内ベースステーション(ピコセルとフェムトセル)の投資効果を分析し、現在揺籃期にあるこの技術の導入事例を検討するとともに、モバイル事業者と屋内ベースステーションベンダーへの提言なども盛り込み、概略下記の構成でお届けいたします。
サマリー
第1章 企業向け市場のピコセルとフェムトセルの導入にまつわる課題
第2章 モバイル事業者は屋内ベースステーションで企業ユーザーを獲得できるのか
- 企業向け市場を無視できないモバイル事業者
- 屋内サービスはモバイル事業者の弱点
- 屋内ベースステーションで他のソリューションの脅威に対抗
- 企業のニーズに対応するためモバイル事業者は一層の努力が必要
- 屋内ベースステーションの導入には商業の論理が必要
第3章 2Gピコセルを使った初期プロジェクトの成功例
- 実用段階にある2Gピコセル
- 英国がピコセルサービスに最適な低出力GSMの免許を承認
- ピコセルサービスでスウェーデン企業を狙うSpring Mobil
第4章 ピコセルサービス成功の鍵となる月間電気事業収入と通信コスト
- 現在のスタンドアロン型ピコセルサービスで経済性を確保するには30人以上のユーザーが必要
- 投資効果が顕著に現れるのは月間電気通信事業収入と通信料金
- 有望な小規模企業向け市場
第5章 3Gフェムトセルの潜在市場は小規模企業
- 消費者向け市場を超えて広がる3Gフェムトセル市場
- 3Gフェムトセルは非音声サービスにも対応可能だが、送信能力と容量に課題
- 3Gフェムトセルで密集したユーザーをサポートするには十分な調査が必要
第6章 企業向けソリューションの普及拡大に向けた課題
- 屋内ベースステーション機器は企業向けソリューションのごく一部
- モバイル事業者はWLANサービスの弱点を突くべき
図表
|