Telecom Trends International (TTI)の最新英文市場調査報告書「Mobile Messaging: Which Technologies and Applications Will Succeed?」によると無線メッセージングネットワークの付加価値サービス収益は2008年までに83億ドルを超えるとしている。この予測収益額にはアクセスや無線メッセ―ジングサービス利用からの収益は含まれていない。
この報告書は付加価値サービスによって実現する無線アプリケーションについて詳細に分析している。2008年までにマルチメディアメッセージングサービス(MMS)は、高度ショートメッセージングサービス(A-SMS)ほど普及しないとの見方がある一方、オペレーターがMMSサービスについて割増料金を請求できるのでMMSはより高い収益を上げることができると報告書は指摘する。
メッセージ収益総額のうち、59%はMMSサービスが、残り41%は基本ショートメッセージングサービス(B-SMS)が占めると思われる。同時にEMSやスマートメッセージングなどのA-SMS技術が基本SMSの顧客ベースに食い込む公算が大きい。
TTIのNaqi A. Jaffery社長は「モバイルメッセージの付加価値サービスは、多様なアプリケーションを提供するために使われる。この中には市場・販促キャンペーン、垂直市場向けアプリケーション、世論調査・投票、トランザクション、娯楽・情報サービスなどが含まれる」と説明する。
メッセージングサービスはB2B、B2C間のコミュニケーションにユビキタスなチャンネルを提供し、またその高度な機能によってMMSは無線トランザクションや無線企業ネットワークなどビジネス志向のアプリケーションに活用されるだろうと報告書は分析している。
この報告書にカバーされているテーマは以下の通り。
- 重要な無線メッセージングシステム・技術
- 課金と実装の問題
- 信頼性とセキュリティ
- バリューチェーンとビジネスモデル
- 付加価値サービスプロバイダー(VASP)
- アプリケーションとキャリア間無線メッセージング用ゲートウェイ
- 無線付加価値サービスとそれよって実現するメッセージングアプリケーション
- 地域別無線付加価値サービスユーザー予測(世界ベース)
- 地域別無線付加価値サービスメッセージ予測(世界ベース)
- 地域別無線付加価値サービス収益予測(世界ベース)