信頼性の高いATM市場の調査で著名なRetail Banking Research (RBR)はこの度、 調査報告書「Global ATM Market and Forecasts to 2013」を発行致しました。
2007年において世界におけるインストールベースのATMは13万台以上増え、 これまでの記録である2000年の11万9千台を上回りました。 2013年までには、 世界で250万台以上の設置が予測されています。
世界のATM設置台数 2007-2013

Source: Global ATM Market and Forecasts to 2013 (Retail Banking Research)
発展途上地域が世界のATM市場を牽引
飽和状態といわれているにも関わらず、 世界のATM市場は急速な拡大を続けています。 2007年中は、 これまでにないほど多くの新型機器が世界市場へ投入され、 総設置台数は180万台へと近づいています。 この成長速度は今後何年間か続くことが予測され、 2013年までにインストールベースで250万台へ向かう見込みです。
成長の継続は、 中東欧(CEE)および中東とアフリカ(ME&A)などの発展途上および新興地域で強まる見込みです。 対照的に、 北米や西欧といった成熟市場における成長は依然弱く、 端末機の置き換えへとシフトするでしょう。
アジア太平洋地域は最大の地域市場であり、 昨年は5万台を超える機器の増加により世界におけるATMベースも成長に最も貢献しました。 特に中国では驚異的に増加し、 この成長(5万台)の40%を占めています。
世界のATM設置台数:地域別 2007年末

Source: Global ATM Market and Forecasts to 2013 (Retail Banking Research)
CEEは2013年までにラテンアメリカを追い抜く予測
地域的レベルにおける最も劇的な発展は、 CEEが2013年までにラテンアメリカを追い越し、 世界のATM市場において4番目の規模となることが予測されることでしょう。 アジア太平洋地域が最大の絶対成長を示すと予測されていますが、 これまでのところ、 CEEはME&Aと共に最も成長の早い地域(率において)となっています。
5カ国が世界におけるATM市場の半数を含む
米国、 日本、 中国およびブラジルが現在10万台を超えるATMを保有しており、 韓国はおよそ9万台となっています。 このグループに少し離れて続くのは欧州の4大市場およびカナダです。
全体的に、 5大ATM市場が世界におけるインストールベースの52%以上を占め、 トップ10カ国が68%以上を占めています。
Ten Largest ATM Markets, end-2007
| Region | ATMs | Share (%) |
| USA | 405,000 | 22.8% |
| Japan | 181,712 | 10.2% |
| China | 130,000 | 7.3% |
| Brazil | 122,250 | 6.9% |
| South Korea | 90,428 | 5.1% |
| UK | 64,120 | 3.6% |
| Spain | 60,592 | 3.4% |
| Canada | 55,562 | 3.1% |
| Germany | 55,004 | 3.1% |
| France | 51,686 | 2.9% |
Source: Global ATM Market and Forecasts to 2013 (Retail Banking Research)