通信市場に関する市場調査を専門とする英国の
調査会社Ovum Ltd.が発行した
調査報告書「Cable modem benchmark」によると、 カナダにおけるブロードバンド市場は、 ケーブルモデムとDSLの加入者がほぼ半々に分かれています。 しかしながら、 ケーブル会社と通信会社の全体的な成長率がこの1年ほとんど同じである米国とは対照的に、 カナダにおいては、 ケーブルオペレーターが既存の主要企業 Bell Canada を上回って、 明らかにリードする立場にあります。
Rogers Cableにおける2006年から2007年の年度成長率は、 その前年度同様13%となりました。 Cogecoの成長率は21%からわずかに下降しましたが、 19%を維持しました。 対照に、 Bell Canada の年度成長率はわずか8%に留まりました。
カナダにおける世帯のうちおよそ90%がケーブルブロードバンドを利用できます。 3つの主要ケーブル企業、 Rogers、 Shaw CommunicationsおよびVideotronは、 市場の85%を占めています。 これらの結びついた要因(ケーブルテレビの電波到達範囲、 潜在市場規模および投資収益力の拡大)は、 主要企業がマーケットシェアを増加させる機会を十分に持っていることを示しています。
サービスの提供に関しては、 帯域幅の速度は米国のオペレーターと同じであり、 大部分は少なくとも10Mbps以上です。 Videotronは現在50Mbpsを特定の地域で提供しています。 すべてのケーブルオペレーターがトリプルプレイ・マーケティングとのバンドリングサービスに積極的とういわけではありません。 RogersはVideotron同様、 ワイヤレスを提供していますが、 バンドリングサービスは行っていません。 また、 ケーブルオペレーターはケーブル音声についても健全な成長を示しています。