トランシーバーの主要調査会社LightCounting社が発行する最新の調査報告書「Transceiver Market Forecast」 によれば、光トランシーバーの売上は年間10%の成長率で推移し、2007年には総額で20億米ドル超を記録したと報告されています。また、世界のトランシーバーの売上はCAGR7%の成長率で順調に推移し、2011年には28億米ドルの規模に達するとも予測されています。この成長は、主として世界的なFTTxの導入に伴う10 Gbps、40Gbpsの高速インターフェースの通信ネットワークおよびエンタープライズネットワークへの広範な導入によって促進される見込みです。
LightCounting社の創設者であるVladimir Kozlov博士は次のように述べています。 「光トランシーバー市場は今後も順調に成長するでしょう。ただし過去2年間の2桁成長よりは緩やかな成長となる見込みです。当社は多数のベンダーとの接触により収集したデータから、この成長率の鈍化は主に、XFP、SFP+などコストの低い10Gbpsモジュールの市場シェアの拡大による価格圧力の増大とネットワーク機器の売上の減速によるトランシーバーの販売量の低成長が原因で起こるだろうと予測しています。」
LightCounting社は価格圧力の増大と特定の製品分野の販売量の伸び悩みから、2008年から2011年の市場成長を緩やかなものと予測しています。 同社の報告書では、価格圧力の増大の主要原因として3つの要素に焦点を当てています。また、同社はネットワーク機器の総売上が減少しても、今後数年における光学インターフェースの追加的導入が光トランシーバー市場の緩やかな成長を継続的に支えるだろうと予測しています。
LightCounting社の「Transceiver Market Forecast」では、SONET/SDH、イーサネット、ファイバーチャネル、CWDM、DWDM、FTTxトランシーバー、光インターコネクトの2005年から2007年までの実績データおよび2011年までの詳細な市場予測を提示します。 このデータはSFP+、次世代PONなど100以上の製品カテゴリー別、OC-3からOC-768のデータレート別にソートされています。また同書には、主要トランシーバーベンダー30社の2005年から2007年までの売上データが掲載されており、うち21社からは機密の売上データの提供を受けています。2008年から2011年の市場予測には、トランシーバーの売上とネットワークトラフィックの成長率、FTTxシステムの予測加入者数を関連付けるモデルを利用しています。