IMS Researchは、北米市場の包装機械部門における制御・メカトロニクス製品の売上が2002年に約7億5,000万ドルに達したと試算している。売上の大半を占めたのはモーション・モータ制御装置であるが、直線作動部品や制御・視覚化装置も売上拡大に大きく寄与したと指摘する。
包装機械市場は、自動化装置メーカーにとって収益性の高い市場である。つまり、米国の多くの機械部門の市場規模は2000年から2002年までの間に10%強縮小したが、包装機械部門は比較的安定しており、これまでしばしばそうであったように現在の市場回復局面において、他の部門より優位に立っている。
シニアアナリストのAdrian Lloyd氏は「包装機械部門の食品・飲料業界への依存度の高さが景気低迷期にあって底力を発揮する。包装機械部門は景気後退の影響を受けにくいので、自動装置メーカーにとってまさに狙うべき理想的な市場となる。また包装機械部門はしばしば自動装置の成長を後押しする。最近の需要の改善は自動装置部門全体が好転していることを示している」と分析する。
