The Insight Research Corporationが発行した最新英文調査報告書「Optical Networks: DWDM and SONET」によると、ベライゾンなど地域電話会社によるブロードバンド展開の加速化によってSONET/SDHシステム需要は増大するとしている。
この報告書は、早ければ今年の第4四半期にもキャリアによるネットワークインフラ投資が徐々に再開すると見込む。キャリアが2001年に設備投資に急ブレーキをかけた時でさえ、エンドユーザーの帯域需要は拡大しつづけていた。キャリアはその帯域需要に対応するため手持ちの余剰容量を使い果たしてしまった。最近のFCCのUNE-P規制緩和の裁定が再投資への呼び水となり、光機器市場はプラス成長に回帰すると予測される。Insightは、2003年から08年までSONET/SDH端末市場と光ファイバーケーブル市場はそれぞれ50%強、18%の年間複合成長率で拡大すると予測する。
Insight ResearchのRobert Rosenberg社長は「プロバイダーはこの2-3年間、既存設備から余剰容量を捻出してエンドユーザーの帯域需要に対応してきた。最近のFCCのUNE-P規制緩和の裁定により地域電話会社は再投資に向かい、地域接続トレンドが全通信業界をけん引するだろう。首都圏におけるSONET/SDHのアップグレードは主要キャリアにとって最優先事項となる」と分析する。
この報告書はSONET/SDHの世界市場とDWDM光伝送システムを詳細に分析している。光ネットワーク容量を拡張するDWDM技術があっても、キャリアは当面、SONET/SDHを採用し続けるだろうと結論付けている。光ファイバーの展開とサブシステム市場については、コンポーネントレベルで予測している。
