現在の経済状況にも関わらず、X線装置におけるデジタルシステムへの移行は継続しています。医療機器市場に特化した調査を行うInMedicaが発行した報告書「The World Market for General Radiography & Fluoroscopy X-ray Equipment - 2009 Edition」によると、ダイレクトデジタルラジオグラフィー(DDR)は、X線装置分野の世界市場における収益シェアを今後5年間で12%まで増加させ、2013年には15億米ドルを突破する見込みです。
同社のシニア・マーケット・アナリストDiane Wilkinson氏は「現在の医療支出における制限はハイエンド市場、特にフラットパネルディテクター(FPD)装置の売上に影響を与えています。この分野は最大の市場セグメントであるため、塩ジュ全体の収益成長に影響を及ぼしています。」と述べています。また、「FPDシステムは、西欧や北米などの不況の影響が最も深刻な先進国市場で好まれていたため、2009年と2010年の売上が打撃を受けることは驚くに値しません。」と続けています。
しかしながら先進国市場における不振にもかかわらず、世界の発展途上地域においては、力強い成長の継続が見られます。途上国市場における収益が世界全体の収益に占める割合は、2008年の37%から2013年には49%へ増加する見込みです。特に中国は2008年の世界におけるX線装置収益の10%を占め、2013年には単独でDDRの世界収益の4分の1を占めることが予測されます。