装置の欠陥や故障は、操業の中断のみならず、労働者の生命を危険にさらす可能性があります。このようなリスクは、産業設備におけるUPS(無停電電源装置)の設置を不可欠なものとしています。
短期的には、世界的な景気後退がアジア太平洋地域のUPS市場の成長を妨げることとなるでしょう、しかし、中・長期的には、鉱業およびエネルギーといった不況に強い部門からの需要が回復することが予測されます。
米国の調査会社Frost & Sullivanが発行した調査報告書「Asia Pacific Industrial Uninterruptible Power Supply Market」によると、2008年のアジア太平洋地域におけるUPSの市場収益は、1億4150万米ドルとなりました。また、2015年には1億8100万米ドルに達すると予測されています。
特に新興経済国からの絶え間のないエネルギー・原材料需要の増加、また、再生可能エネルギーへの投資の不足は、鉱業の需要を増加させる傾向にあります。加えて、新興経済地域における電力インフラの整備が着実に進められており、電力ユーティリティー部門は、産業用UPS市場の発展に大きく貢献しています。