信頼性の高い一貫した統計で定評のあるEMCが、世界のセルラー加入者データをまとめた統計結果を発表した。その最新統計によると、2002年4月の第一週には世界10億人目のサービス加入者が誕生する見込みである。
この10億人突破は、NTT DoCoMoが1979年に最初のセルラーシステムを立ち上げてから23年が経過してのことである。その10億人の大半がGSM標準のユーザで、全体の67%を占めている(2001年第4四半期時点)。
第3世代(3G)網は全体のわずかを占めているに過ぎず(加入者数500万人強)、ユーザの大半は韓国のcdma2000 1x網ユーザである。

5億人を突破してから10億人までの増加がどのくらいの期間で達成されたかを見ると、いかに最近のユーザ数の伸びが急激かがわかる。前回5億人を突破したのが2000年2月、その後さらに5億人増加するのにわずか25ヶ月であった。これは、1分に450人が契約するという驚異的なスピードである。
欧州市場の中には加入者数の伸びが低迷しているところもあるが、EMCでは、今後加入者増加を牽引していくのは中国や発展途上国であると考えている。EMCのWorld Cellular Forecastsによると、2005年には20億人を突破し、最もユーザが増加するのはアジア・太平洋地域と南米地域であろう。
SMSやテキストメッセージングが驚異的に伸びる中、大きくもてはやされているモバイルインターネットは加入者のわずか5%にしか利用されていない。
Mobile outlook
| Q4 2001 |
| Subscribers | 940,979,000 |
| Largest individual market | China, 149,134,000 |
| World ARPU | $34.00 |
| Prepaid subscribers | 392,355,000 |
| SMS per GSM subscriber | 40 per month |
EMCはワイヤレス業界の世界最大手市場調査スペシャリストで、提供するデータや統計の正確さについて高く評価されている。
EMC発行のMarket Dataは、EMCのWorld Cellular Databaseに保存されている。このデータベースには、世界各国の四半期毎の加入者数データが国別、地域別、技術分野別にまとめられており、新規加入者数も把握できるようになっている。またプリペイド加入者のデータ、今後5年間の加入者数遷移予測や端末売上予測、ネットワークオペレータやインフラの一覧、投資家情報、KPI(ARPUなど)の情報が提供されている。