コンセプト

2年ほど前に、JV(合弁事業)や買収を通じて多国籍企業が中国に進出する傾向が顕在化しました。2009年だけでも、GlaxoSmithKline plc(GSK)がインフルエンザワクチンの開発および生産のためにShenzhen Neptunus Interlong Bio-Techniqueと新たな合弁事業(JV)の設立を発表し、それに引き続きGSKはWalvaxと別のJVを設立しています。MicrobixおよびNovartisもこの傾向を引き継いでおり、MicrobixはHunan biopharmaceuticalとの合弁事業設立を発表し、NovartisはZhejiang Tianyuan Bio-pharmaceuticalの株式の85%を買収しました。
2010年7月に及んでもこの傾向は持続し、Merckは中国の杭州において75万平方フィートの施設建設に着工しています。インドの生物医薬品企業によるバイオ後続品生産および中国に拠点を置くCMO(Contract Manufacturing Organization:医薬品製造受託機関)への投資も例外ではなく、Ciplaは中国企業のDesanoとJV契約を結んでBiomabを設立しました。
現在、中国のバイオマニュファクチャリングは新たな様相を呈しています。かつては中国における低い生産コストが促進要因となっていましたが、今やこの限りではありません。業界における調査の結果、中国生物医薬品産業の成功と持続にとって、品質が最優先事項とみなされていることが明らかになりました。
この関連で、中国衛生部は先ごろ、業界の品質基準を変革する新たなGMP基準を発表しました。中国における企業の多くが、この新しい指針に適応すべく、保有施設の改善に着手しています。
中国の生物薬剤産業は現在ブーム期にあるものの、中国の生産業者がIP(知的財産)、製造技術、規制基準、ならびにマーケティング戦略の面において、国際的な企業と渡り合える水準に達するためには明らかにさらに多くの努力を必要とします。
品質に向けた流れと、規制変更に対する理解の必要性に呼応して、BioManufacturing World(バイオマニュファクチャリングワールド)は、バイオマニュファクチャリング業界の参入企業にとって最も信頼できる場としての地位を確固たるものにしました。ここでは、関係各社が参集し、新製品の開発支援、新たなプロセス技術の取得、および新たな委託製造関係の確立に向けた関係を構築し、再確認することができます。
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